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五本線

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古都京都を歩いていると、お寺の壁に白い五本の線があるのを時々見かけます。これは筋塀といって、格式を表します。皇族が住職だったり、(昔、天皇家の皇太子以外の男子は出家する人が多かったようです)皇室の勅願所だったり、何らかの形で皇室に関係のあるお寺の壁に白い線があります。 五本線が一番格式が高く、四本線 三本線もありますが、私はまだ四本線は見たことがありません。京都で有名な五本線のお寺は、南禅寺 金閣寺 東本願寺 西本願寺 聖護院 二条城(お寺ではありませんが、50年間ほど明治天皇の時に離宮になっていました。)などなど。奈良では東大寺 薬師寺などもあります。お寺の大きさは関係なく、大きくても線がなかったり、小さくても線があったりします。 ついでながら、「京都の町中で石を投げると、坊さんか学生に当たる」と言う言葉があります。それだけ古都京都にはお寺が多く、また京大 同志社 立命 など大学も多く、お坊さんと学生の人口が多いということだそうです。でも石を投げて試してはいけません。

ラムネ

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ラムネはビー玉が入った炭酸飲料です。イギリス出身ですが、現在製造されているのは日本だけで、すっかり日本に帰化しました。昔は2000以上のラムネ製造会社があり、あちこちでラムネを見かけましたが、現在その数はとても少なくなり、ラムネを売っている店はあまりありません。 ラムネを開けるのには少し手間がかかり、吹きこぼれないように慎重にふたを開けます。飲み終わった後、ビー玉を取り出すには、栓がねじ式と打ち込み式によって、その方法が違います。私はキャップを熱湯で温め、色々やってみたけれど、うまくいかず諦めました。それでビー玉がガラス瓶にあたってカランカランという音を立てるのを楽しみます。そして一輪挿しにでもしようかな。 最近ラムネにはわさび味 カレー味 たこ焼き味 キムチ味 シソ味などがあるそうですが、私はお目にかかったことはありません。もし見つけたら試してみたいような、みたくないような。

新聞

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最近デジタル化や値上げなどで、新聞の購読数が減っているそうです。1997年が購読数のピークで今はその約半分になっています。特に若者の新聞離れが進んでいるそうです。 日本には読売 朝日 毎日 産経 日経 の他に地方紙など多くの新聞がありますが、読者が減っていると言えども、日本全体の購読数は世界一です。中でも一番多く読まれているのは読売新聞で、と言うことは読売新聞が世界で一番多く読まれているということです。 日本の新聞普及率の高さは、宅配制度にあります。朝起きると郵便受けに新聞が入っていて、夕方家に帰ると夕刊が配られていて、また駅やコンビニなどでも買うことができます。雨の日も雪の日も確実に届けられ、雨の日は新聞が濡れないように、ビニールのカバーが掛けられています。我が家に配達してくれる人は、朝早く家の人を起こさないようにと、音を立てずに静かにドアポケットに入れてくれます。夕刊は音を立てて、“入れたよ”と言う感じです。プロだなあと感心します。 古い新聞は、野菜を包んだり、敷物に使ったり、折ってゴミ箱を作ったり、濡らして窓ガラスを拭いたり、読んだ後も重宝します。

風鈴

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夏の風物詩の一つに風鈴があります。ガラスや鉄などいろんな材質のがありますが、中でも江戸風鈴と呼ばれるガラス製の物が多いようです。日本人の多くが風鈴の音で風を連想し、涼しさを感じるそうです。あちこちの神社やお寺でもたくさんの風鈴を吊るし、風鈴祭りが行われます。 焚火の炎 小川のせせらぎ 木漏れ日の光 のように自然界の不規則なリズムが気持ちをやわらげ、脳をリラックスさせて、ストレスを解消させます。 最近ではアニメの影響で、日本の風鈴がアメリカで人気があり、日本のお土産にしたり、ネットで買う人もいるそうです。 数えてみたら我が家にはビンをリサイクルして作ったガラスの風鈴など種類や音色の違う風鈴が5つもあります。音を楽しむというより、侵入者が入って来たら音で知らせるために窓辺などに吊っています。しかし風鈴の音が苦手な人がいるそうです。またうるさいと感じる人もいます。うちの風鈴はめったに音を立てることはありませんが、近所に風鈴の音が嫌いと言う人がいないことを願っています。

花火

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夏の風物詩は色々ありますが、花火もその中の一つです。全国各地でで800以上の花火大会があるそうです。特に7月 8月は花火大会が多く、ちょうど夏休みと言うこともあって、また暑い昼間を避けて涼しくなった夕方から家族連れで出かける人も多いでしょう。 一番規模が大きいのは東京隅田川の花火大会だそうです。ほかに新潟長岡の花火大会 秋田大曲の花火大会も有名です。数年前まで我が家の台所からPLの花火がちらっと見えて、音もよく聞こえていましたが、それが無くなり残念!。と思っていたら狭山池で花火大会が行われるようになり、やはり台所からよく見えます。 海外では危険だからと言って花火が禁止されている国もあるようですが、日本では浮世絵や浴衣の柄にも描かれ、昔から庶民に人気でした。種類も多く 打ち上げ花火 ロケット花火 へび花火 家庭で遊べるおもちゃの花火などありますが、私が好きなのはちっちゃくて地味な線香花火です。とても小さな空間で短い時間ですが、次々と変化する光が芸術作品のように思えます。