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ケリ

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 私の知人は、近くの田んぼから時々”キ、キ、キ、キ、”という鋭い鳥の声が聞こえ、時には夜もその声が聞こえるので、何の鳥かとても気になっていたそうです。それで「田んぼ 鳥」で検索して調べると、ケリという答えが返ってきたそうです。 ケリは春から夏にかけて南方からやって来て、田んぼや時にはあぜ道に巣を作って子育てをします。鳩より少し大きくて足が長く、地上にいるときは灰色と茶色の体なので、まったく目立ちませんが、飛び立つと羽の白と黒のコントラストがはっきりして、とても目立ちます。「ケリをつける」という言葉はここから生まれたそうです。 今の時期、田んぼの近くに行くと、必ずと言っていいほどケリの声が聞こえますが、地域によっては数が少なく、レッドリストに入っているそうです。うちの周りにはたくさんいるのになあ。

大阪城

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私がブログを始めて1年になります。今まで見てくださった方、ありがとうございます。 今回は大阪城。大阪城と言えば秀吉の城というイメージがありますが、秀吉の大坂城は土の中に埋まっているため、今私達は目にすることはできません。そしてその規模は現在の5倍以上だったそうです。その城の中で秀吉は黄金の茶室を持ち、南蛮渡来の高価なベッドで寝ていたそうです。 豊臣が滅んだ後、秀吉の城は埋められ、徳川が新たに現在の城を造りましたが、落雷で天守を焼失しました。秀吉の城は30年。徳川の城は250年でした。ずっと天守の無い状態でしたが、大阪城は大阪のシンボルで、大阪の人にとってはとても大切。その城に天守が無いなんて! それで関市長の提案で市民から寄付を募り、半年で150万円(当時の金額)集まりました。そして天守に47万円、公園に23万円、師団司令部庁舎(今はミライザ大阪城)に80万円(天守より高い。半分以上だ!)かけて工事が行われました。だから現在の大阪城の城主は、秀吉でもなく、徳川でもなく、大阪の人です!

桃太郎

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昔中国に度朔山という山があり、その上に大きな桃の木がありました。北東の方角に向かって枝が門のように伸びていて、そこに多くの鬼たちがやって来て出入りするので、鬼門と言う言葉ができたそうです。 古来桃は霊果とされ、邪悪なものを払う力があると言われてきました。そこで生まれたのが桃太郎!お供の犬は人間の生活に近い存在で、連れて行きやすい。猿はヒンズー教では最も尊い神。雉は蛇を食べる益鳥。 写真の桃太郎は友達の作品ですが、桃太郎が立っている台は、かまぼこ板です。 生まれた時から正義の勇士とされている桃太郎ですが、林檎太郎や蜜柑太郎では鬼退治は出来ないのです。やっぱり桃太郎でなくては。  

ナベワリそう

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ナベワリ草は5月ごろ薄暗い森の中で咲きます。茎は赤く、花は薄緑で、魚つりの糸を垂れるように茎からぶら下がっています。私が持っている図鑑にも載っていないので、あまり一般的ではないようです。花がとても小さいので、歩いている人もすぐそばにあっても気づかず、足を止めて見る人はいません。 とても控えめな花ですが、漢字では「鍋割」と書き、インパクトのある名前です。葉に毒があり、舐めると舌が割れると言われ、舐め割→鍋割になったそうです。まさか舐めて舌が割れることはないと思いますが、強烈な痛みか、少しヒリヒリする程度なのか。ちょっと舐めてみたいけど、やっぱり怖いです。  

狭山池

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狭山池は日本最古のダム式のため池です。池の周囲は3キロ足らずで、1周するのに1時間かかりません。道は平たんで歩きやすく、ウォーキング ジョギング 犬の散歩 クラブ活動の練習 リハビリ(私の知人も退院後、この池でリハビリをしたそうです)などなど。狭山の人だけでなく、泉北や富田林などから来ている人も多いようです。対岸を見渡せるので景色がどんどん変化し、歩いていて退屈しません。春は池周辺に植えられた桜がきれいです。 大山古墳の堀の水も以前はこの池から引いていたそうです。また驚いたことに、戦後この池でモーターボートレースをしていましたが、日照りで水不足になり、レースは住之江に移転したそうです。 定期的にゴミ拾い活動もあり、狭山の人にとってはとても大切な池のようです。