投稿

3月, 2024の投稿を表示しています

レンゲ

イメージ
去年種を蒔いたレンゲが、花をつけました。レンゲは肥料になるので、昔は春になるとあちこちのたんぼがレンゲ畑になりました。でも最近は化学肥料を使っているのか、レンゲ畑を見ることはなくなりました。残念! レンゲは花が輪状に並んでいて、蓮の花に似ているので、仏教に関係のある言葉によく使われます。蓮華座 蓮華寺など。また、蓮華岳など山の名前。蓮華温泉もあります。あっ。うちにもあった。チリレンゲ。形がレンゲの花弁に似た陶製スプーンです。  

点字ブロック

イメージ
点字ブロックは日本人の発明で、線状と点状があります。日本では駅や公共の建物周辺でよく見かけ、あるのが当たり前のように思っていますが、海外では日本ほど普及しておらず、外国から来た人は「あの黄色の線は何?」と思うそうです。 私は最近白杖の女の人を見かけました。その数日前に、白杖の人に声をかけた人が、「声をかけられると怖い」と言って許否されるのを見たので、どうしようかと迷ったのですが、思い切って彼女に声をかけました。するとその人は快く私を受け入れてくださり、その人の目的地までしばらく一緒に歩きました。彼女はクラッシック音楽が好きなようで、「今日の午後〇〇さん指揮のコンサートに行くの。来月は●●さん指揮のコンサートに行くの」と楽しそうに話してくださいました。 目の見えない人は音に対して敏感で、季節や天気、足の裏の感覚も優れているのでしょう。私もこれから足の裏の感覚を大切にしようと思います。  

木津川駅

イメージ
 木津川駅は南海高野線の岸里玉出駅から汐見橋駅の、通称汐見橋線にあります。難波から2kmという場所にありながら無人駅です。乗降客は1日平均100人にも満たず、大阪市内の駅では一番少なく、”都会の秘境駅”と言われています。 木津川という名前が付くように、すぐそばを木津川が流れていますが、駅からは見えません。木津川は三重県の青山高原を水源とし、奈良 京都 大阪 と旅しながら、途中で多くの川と合流し、道頓堀川とも合流します。 駅ができたのは明治ですが、鉄道や車が発達するまでは、船で物資を運んだりして、駅周辺も賑わっていたのでしょう。

コアラちゃん

イメージ
 私は中学2年の時に、同い年のアメリカの女の子と文通を始めました。最初手紙を出した子は、すでに文通相手がいて、その子の双子のお姉さんと文通することになりました。名前はCherylと言い、私は”ルーちゃん”と言ってました。ルーちゃんが20歳の頃、お母さんと妹の3人で船で世界一周の旅に出ました。ヨーロッパからスタートし、アフリカの南を通り、インド、オーストラリアまで来たとき、もしかしたら日本にも来るかな?と思っていたら、日本にも寄るという手紙がきました。私は神戸港まで彼女たちを迎えに行き、数日一緒に楽しい日を過ごし、船が出発する横浜港まで送っていきました。(今でも毎年3月になると世界一周のクルーズ船が、神戸港に着いたというニュースがあります。)その後、数年してルーちゃんがおばさんのいるオーストラリアに移住するという手紙がきました。彼女がオーストラリアに移住してすぐに、このコアラ人形がやって来ました。私の大切なコアラちゃんです。

高野線

イメージ
私は以前電車で難波に行くとき、天下茶屋手前で、左手の少し離れたところに小さなホームが見え、あれはどこに行く電車が来るのかなと気になっていました。ある時、岸里玉出駅で降りてそのホームを見に行きました。  南海電鉄は日本最古の私鉄です。大きく分けて南海線(難波~和歌山市)と高野線(汐見橋~極楽橋)があります。しかし、1895年に難波ターミナルができたので、高野線は岸里玉出駅で分断されてしまいました。だから現在汐見橋から極楽橋に行くには、岸里玉出駅で降りて少し離れたホームまで行き、乗り換えなければなりません。 以前テレビで高野山に行くという旅番組がありましたが、出発地は汐見橋駅でした。やっぱりそうかと、問題解決でした。