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3月, 2025の投稿を表示しています

鐘馗さん

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鐘馗さんは道教の神様で、中国の唐の時代の実在の人物です。玄宗皇帝が病にかかり高熱で寝ているとき、夢の中に鐘馗さんが現れ、「自分は科挙の試験を受けて落第し、自殺した者だが、皇帝が手厚く葬ってくれた。」とお礼を言ったそうです。そして皇帝が夢から覚めると、病は治っていたそうです。それ以来鐘馗さんは、疫病退散 魔除けの神様になりました。 日本では、京都東山の薬屋さんが小屋根に鐘馗さんを置いたのが始まりだそうで、東山では長いひげをはやし、長靴をはいて、刀を持った鐘馗さんをあちこちで見かけます。でも街を歩いてる人は楽しくおしゃべりをしたり、お土産屋さんをのぞいたりして、鐘馗さんに上からじっと見降ろされているのに気づきません。鐘馗さんは、コロナが終わり観光客が随分増えたなあと思っているのでしょうか。

タンポポ

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やっと春らしくなり、桜の開花予想も始まりました。タンポポは桜みたいに華やかさはないけれど、道端で見つけるとなんだか嬉しくなります。タンポポの漢字は蒲公英と書きますが、読める人はいても、これを書ける人はいないと思います。また、英語では”dande lion”(ライオンの歯と言う意味)で、葉の形からそう呼ばれるそうです。またあく抜きをすれば、おひたしやてんぷらにして食べられます。(私は食べたことないけど) 花が終わると綿毛になり、風に乗ってあちこちに飛んでいきます。残った茎はシャボン玉のストロー代わりになり、子供だけでなく大人も試してみたくなります。 タンポポの種類はいくつかあり  西洋タンポポ(がくが反り返る) 関東タンポポ(がくが反り返らない 東や北日本で見られる)   関西タンポポ(西日本で見られ、やや小さめで、葉にギザギザが無い)   白花タンポポ(九州 四国で見られる)などです。 九州 四国の人はタンポポは白色だと思っている人が多いので、子供たちもタンポポを描く時、白いタンポポを描くのかな?  

カレー

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カレーはインド料理をもとにイギリスで誕生し、明治時代にイギリスから横浜に伝えられました。そして日本で独自に進化し、今では日本の国民食となりました。子供たちにも大人気です。 日本のカレーライスのルーツは海軍カレーと言われていますが、横須賀 舞鶴 呉 広島 などが有名です。海軍の人は長い航海で、ずっと単調な海の景色ばかり見て、曜日の感覚が薄れるのを防ぐために、毎週金曜日はカレーを食べたそうです。 戦後 カレールーができ、昭和になるとレトルトカレーもできたので、家庭でも簡単に作れる料理になりました。 今ではカレーライスはもちろんのこと、カレーうどん カレーそば カレーパン キーマカレー カレースープ ドライカレー カレー味の〇〇 カレー味のお菓子 などなど。カレーは思いもよらないところに現れます。日本でこんなに進化し、発展を遂げ、すっかり日本食になったなんて、インド人もびっくりです。

切手のブローチ

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私は中学の頃から文通をきっかけに、切手に興味を持ちました。外国の切手は、日本に居ながらその国の文化や歴史をほんの少し垣間見る事が出来、面白くて外国切手を集めるようになりました。 せっかく集めた切手をしまっておくのは勿体なあと思っていたら、友達が切手でブローチを作ることを考え、友達に手伝ってもらって、切手でいくつかのブローチを作りまた。 薄い段ボール紙に色を塗り、その上に切手を貼って、裏にピンを付けました。思ったよりいい出来ばえで、”売れるかな? これを体にいっぱい付けて、人通りの多い所に立ってたら売れるかな?”などと話しましたが、結局恥ずかしいので止めました。 このブローチの欠点は、紙なのでうっかり服につけたまま洗濯すると大変なことになってしまいます。また雨の日には付けられません。