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11月, 2024の投稿を表示しています

物の始まり

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堺は港があるおかげで、中世は大陸や南蛮との貿易で栄え、多くの文化や技術が入ってきました。16世紀の世界地図で、日本の都市で名前が書かれているのは miyako(京都)」とsakai(堺)だけでした。 「物の始まりなんでも堺。三味も小唄もみな堺」という唄がありますが、堺発祥の物をいくつかをご紹介します。 鉄砲 線香 包丁 三味線 金魚(中国から) 傘 段通 劇場 私鉄(阪堺鉄道) 木造洋式灯台 瓶詰酒(アサヒビール創業者の鳥居駒吉は堺出身) 水練学校 学生相撲 ショベル スコップ 自転車 煉瓦(古墳時代に須恵器を作った窯の技術がずっと続いていた。)などなど。 ただ港があるだけでなく、いろんな物を受け入れる風土、人々の技術や熱意などもあったのでしょうね。

あおむしくんとネズミ

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部屋にあるむき出しのコンセントプラグが嫌で、それを隠すカバーを作ろうと思い、アメリカの絵本作家 エリックカールの「はらぺこあおむしくん」のカバーを作りました。ついでに小さい方はネズミのカバーにしました。自分ではうまくできたつもりで、遊びに来た友達にあおむしくんを見せると、「ふ~ん?」と言って反応はイマイチ。ネズミも今ではプラグから外れ、床に転がっています。  

清水の舞台

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清水寺は西国観音霊場第16番札所ですが、京都で一番人気のあるお寺で、私の一番好きなお寺です。宗派は三蔵法師を祖とする北法相宗で、日本で最も古く、一番小さな宗派です。本堂は9回も火災にあいましたが、京都には無くてはならないお寺なので、その都度再建されました。 何か重大な決心をするとき、「清水の舞台から飛び降りたつもりで」という言葉がありますが、「とび落ち」と言って、実際、江戸時代にとび落ちが流行り(?)ました。148年間で234件のとび落ちがあったそうです。その多くは10代 20代の若者で、「おとっつぁんの病気を治してください」「奉公先を変えたい」などと、今では考えられない理由です。もしうまくとび落ちが出来たら願いが叶う。もし命が助からなくても、観音様が補陀落浄土に連れて行ってくださる。と信じられたそうです。80%以上の人が助かったそうです。明治になってとび落ち禁止令が出ましたが、とび落ちは無くならず、最後にとび落ちをした尼さんは亡くなったそうす。 今年も清水の舞台からの素晴らしい眺めを求めて、多くの観光客がやって来ることでしょう。

カラス

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カラスは大きく分けて、頭が少し盛り上がったハシブトガラスと少しスマートなハシボソガラスがあります。それぞれの特徴は        ハシブト        ハシボソ くちばし  太い         細い 鳴き声   カーカー       ガーガー 歩き方   ジャンプするように  お尻振って      ピョンピョン     トコトコ 生息地   都会         田舎 農村                     シティボーイ     カントリーボーイ                 食べ物   雑食         昆虫 木の実                              好き嫌いしない    ゴミあさりはしない                     おりこうさん? 泉北にはどちらもいます。以前下鴨神社に行った時、友達が「京都のカラスは何となく上品やわ」と言いましたが、あれはきっとハシボソだったのでしょう。  

カヤツリグサ

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  カヤツリグサは道端や畑でよく見かける雑草です。茎はきれいな正三角形をして、その先端はブラシのようになっています。茎が三角の植物はカヤツリグサだけで、その茎を引き裂くと蚊帳を吊ったような四角形になるので、カヤツリグサと言う名がついたそうです。また「なかよし草」という可愛い別名もあります。 葉っぱを大きく三角に広げた形は個性的で、可愛い別名もつけてもらったのに、雑草と呼ばれるのは可哀そう。