岸和田城
岸和田城は楠木正成一族の、和田(にぎた)氏によって14世紀に造られました。もとは今よりもっと東にあり、16世紀に規模が小さくなり、現在の場所に移りました。東福寺や松尾大社などの庭を造った昭和の作庭家、重森三玲による「八陣の庭」があります。岸和田城は大阪城と和歌山城の中間にあり、すぐ近くに紀州街道が通り、とても重要な場所だったようです。電車からすぐ近くに天守が見える珍しい城です。 初めて岸和田城に行った時、イギリス人の男の人に会いました。その人は何度も日本に来ていて、その目的はお城だそうです。その人によると、日本は交通や道の案内板がとても親切で、自分のように日本語がわからなくても、移動は難しくないのだそうです。今まで何十ものお城を訪れたとか。「好きなお城は?」と聞くと、「姫路城のような大きなお城はあまり好きでない。小さなお城のほうが好き。昨日は園部城に行ってきた。」と答えました。 園部城?園部にお城があるなんて知らんかった。お城マニアック、 いやお城マニアは日本だけではないんだ。外国にもいるんだ。