投稿

11月, 2023の投稿を表示しています

岸和田城

イメージ
 岸和田城は楠木正成一族の、和田(にぎた)氏によって14世紀に造られました。もとは今よりもっと東にあり、16世紀に規模が小さくなり、現在の場所に移りました。東福寺や松尾大社などの庭を造った昭和の作庭家、重森三玲による「八陣の庭」があります。岸和田城は大阪城と和歌山城の中間にあり、すぐ近くに紀州街道が通り、とても重要な場所だったようです。電車からすぐ近くに天守が見える珍しい城です。 初めて岸和田城に行った時、イギリス人の男の人に会いました。その人は何度も日本に来ていて、その目的はお城だそうです。その人によると、日本は交通や道の案内板がとても親切で、自分のように日本語がわからなくても、移動は難しくないのだそうです。今まで何十ものお城を訪れたとか。「好きなお城は?」と聞くと、「姫路城のような大きなお城はあまり好きでない。小さなお城のほうが好き。昨日は園部城に行ってきた。」と答えました。 園部城?園部にお城があるなんて知らんかった。お城マニアック、 いやお城マニアは日本だけではないんだ。外国にもいるんだ。

まさしげくん

イメージ
  まさしげくんは千早赤阪村にある飛び出し坊やです。南北朝時代の楠木正成をモデルにして、頭には正成の家紋、菊水が付いてます。 飛び出し坊や、とびたくんは滋賀県が発祥の地で、滋賀県に行くとあちこちにバラエティ豊かなとびたくんがいるそうです。例えば甲賀市には、忍者のとびたくんがいます。堺にも利休さんの飛び出し坊やがあったらいいなあ。 私が今年の春、千早赤阪村を車で走っている時、草むらから突然目の前に、キジが飛び出してきて、もう少しでぶつかりそうになりました。色鮮やかなオスのキジでした。むこうもワーッと驚いたようで、慌てて反対側の草むらに姿を消しました。その時の驚きが今でも尾を引き、それ以来今でもその近くに来ると、何か飛び出してくるのではないかと、不安になります。 あの場所にもまさしげくん置いてほしいなあ。

ブナ

イメージ
  ブナの木はその幹がまだら模様なのが特徴です。ブナの森は紅葉すると、黄色く明るい森になり、その実は動物たちのごちそうになります。 材木にすると腐りやすくて重く、搬出が難しく、加工後に曲がって狂いやすいので、役に立たない木ということで、漢字では「橅」と書きます。 でも保水力が大きく、落ち葉はスポンジのように水を溜め、緑のダムを造り、麓では川となります。 役に立たないどころか、とても役に立つ木です。

岩木山神社

イメージ
  岩木山神社は青森県の岩木山(百名山)の麓にあります。岩木山は津軽富士とも呼ばれ、その形は漢字の「山」という字に似ています。 神社の創建は約1200年くらい前で、杉木立の中に、渋くて赤いどっしりとした社殿が美しく、初めて訪れたとき感動して、翌日もまた行きました。 私の好きな神社は、岩木山神社の他、厳島神社(広島県)、大山祇神社(愛媛県)、吉備津神社(岡山県)、戸隠神社(長野県)など、何故か関西にはありません。 また山は「いわきさん」、神社は「いわきやまじんじゃ」と読みます。神社ができた頃、「山」という漢字に対して、「さん」という読み方がなかったそうです。