まねき
京都の四条通鴨川のすぐそばに南座があります。その南座に毎年11月25日になるとまねきが上がります。そして11月30日から12月26日まで歌舞伎の顔見世興行が行われます。まねきは京都の師走の風物詩で、テレビのニュースでまねきが上がったのが報じられると、もうすぐ師走だとせわしなく感じられます。舞妓さんも自分のお気に入りの役者さんに、小さなまねきに名前を書いてもらい、そのかんざしをつけます。 まねきの字は勘亭流と言う書体で、お客さんがたくさん入るよう、大入りの縁起を担いで、内側に丸く書かれます。そして正面の右側(西)は関西の役者さん、左側(東)は関東の役者さんの名前が上がります。 もともと歌舞伎は江戸時代の初めに、出雲阿国が四条河原で踊り、それがアイドルのように人気になったのが始まりとされ、四条通の鴨川のそばに、阿国の像があります。昔は7つの芝居小屋があったそうですが、今は南座だけになりました。 今年は尾上菊之助と息子の菊五郎の襲名披露があり、今から話題になっています。