元号
日本は元号と西暦の2通りの紀年法を使ってますが、その国独自の元号を現在も使っているのは世界中で日本だけです。日本の元号はいわば無形文化財のようなものです。
日本の初めての元号は大化の改新(645年)で有名なあの「大化」です。大化から令和まで248の元号がありますが、元号で一番よく使われた漢字は「永」だそうです。その時の天皇ごとに変わる一世一元になったのは明治からです。
紀年法が2通りあるのは、便利なのか不便なのかよくわかりませんが、無意識に使い分けしていて、西暦で〇〇年言われると、今から〇〇年くらい前というイメージですが、昭和〇〇年と言われると、色んなことを連想します。
昔の改元は、その年に何か変わったこと 例えば金が見つかって献上されたので「大宝」と言う元号に変えたり、災害のような悪い出来事があったりすると、悪いものを振り払うように年号を替えていました。なかでも面白いのは、1772年の明和9年と言う年です。迷惑年(メイワクねん)と言うことで、すぐに改元されました。その年になるまで気が付かなかったのでしょうか。
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