水仙
冬が終わりに近づくと、あちこちでスイセンが見られます。スイセンの学名はナルキッソスで、ギリシャ神話に由来します。ニンフのエコーが美少年ナルキッソスに振り向いてもらえず、その悲しみでやせ細り、声だけの存在になりました。(エコーの語源はここから) それを哀れんだ女神、ネメシスが池に映った自分の姿に心酔しているナルキッソスをスイセンにしてしまいました。また、ナルキッソスは池に映る自分の姿に恋して、その池に落ちて死んでしまい、その近くにスイセンの花が咲いたと言う説もあります。
スイセンの花言葉は「うぬぼれ」。
彼岸花同様、スイセンも有毒ですが、使い方により薬用にもなるそうです。「うぬぼれ 有毒」と言われても、その爽やかなにおいをかぐと、気持ちが安らぎます。
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