八坂神社


 坂神社の創建は古く、京都に都が来る前からあります。市内の四条通の東の突き当りにあり、京都の人は祇園さんと呼んでいます。四条通に面したこの大きな朱塗りの門は正門ではなく、南にあるちょっと地味な門が正門です。ご祭神はアマテラスの弟で、岐大蛇を退治したことで有名なスサノオノミコト。スサノオノミコトには8人の子供がいますが、なぜかスサノオノミコトに関して、8という数字がよく出てきます。

ところで京都は今、八坂神社祭礼の祇園祭の真っ最中。7月1日から始まり、31日まで様々な行事がありますが、中でも17日の山鉾巡行は祭りのハイライトで、豪華な装飾の山鉾は「動く美術館」と言われています。また八坂神社の神紋の木瓜の花と胡瓜の切り口が似ていることから、氏子の人たちは祭りの期間中、恐れ多いと言って胡瓜を口にしないそうです。祇園祭は鱧祭りともいわれますが、鱧は生命力が強いので、京都の人は鱧を食べて暑い夏を乗り切るのでしょうね。

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