二宮金次郎


 二宮金次郎は江戸後期の人で家は農家でしたが、5歳の時災害で田んぼが耕作できなくなり、すごい貧しい暮らしになったそうです。父は百姓に学問はいらないという考えで、夜、明かりをつけるのも叱られ、家の仕事をしながら寸暇を惜しんで本を読み、箱に砂を入れて、棒で字を書いたり、消したりしながら勉強したそうです。14歳で父を亡くし、16歳で母を亡くし、早起きして山に薪を取りに行ったり、草鞋を編んだりして、弟たちの面倒をみたそうです。その努力の甲斐あって、後に武士になり多くの荒廃した村を復興させたそうです。

昭和になり多くの学校に、勤労少年として金次郎の像が置かれ、誰でも知ってる有名人になりました。でも最近その像を見かけません。子供が働くのは良くない。歩きながら本を読むのは危険(歩きスマホと同じ)。など現在の教育方針にそぐわないという理由だそうです。今どきの子供たちは二宮金次郎て誰?と言うでしょうね。

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