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猛暑 猛暑 と言われた夏もやっと終わり、爽やかな秋がやって来ました。秋は空気が澄み、花の色も鮮やかになります。秋を代表する花の一つに菊があります。 花弁が16枚の八重の菊は古くから皇室の紋とされていますが、一般の人は菊を家紋にすることは出来ません。しかし南北朝時代の楠木正成は忠義に厚く、後醍醐天皇から特別に菊を半分だけ家紋として使用することが許されました。それで正成の家紋は菊と水の流れを表した菊水になりました。 日本の国花は桜と菊ですが、パスポートには菊が使われています。 山形など東北では、食用菊が売られています。おひたしやあえ物にして食べるそうです。その食用菊は、「もってのほか」という名前で売られていますが、皇室の御紋を食べるなんて「もってのほか」なんだだそうです。

国宝

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 日本には13000件以上の国宝があります。一番たくさん国宝を所有する都道府県は、京都でもなく奈良でもなく、意外と東京です。それは美術館や博物館が多いからです。また徳島や宮崎のように、1つも国宝が無い都道府県もあります。 国宝で一番多いのは刀剣です。                 一番時代の古い国宝は、縄文のビーナスと言われる土偶です。 ちょっと変わった国宝は、東福寺の東司(トイレ)です。         そして一番危険な国宝は鳥取にある投入堂(写真)です。投入堂は断崖絶壁の窪みにあり、役行者が法力で投げ入れたと言われています。そこに行くには登山届を出さなければいけません。滑落による死亡事故もあるそうです。 ある人が国宝は外国でも自慢できるもの。重要文化財は日本の国内だけで自慢できるものと言ってましたが、とても分かりやすい説明だと思います。 忘れてました。堺にも1つだけ国宝があります。桜井神社の拝殿です。神社は6世紀に造られ、応神天皇などを祀っています。 堺の住人のちょっと自慢です。         

お月見

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 9月17日は十五夜でお月見の日です。稲穂の代わりに薄、月の代わりに月見団子をお供えして、実りの秋に感謝します。 日本ではお月さんの中にウサギがいて餅をついていると言われていますが、インドではワニ モンゴルでは犬 アラビアではライオンまた南ヨーロッパではカニに見えるそうです。 京都の嵐山に渡月橋という橋がありますが、昔大きな建物が無く、夜が真っ暗の時代、渡月橋から東の方角に月が昇り、月がゆっくり西の空に渡っていくのを見て、亀山上皇が渡月橋と名付けたそうです。ロマンチックだなあ。

関空

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関空は今年開港30周年を迎えました。世界初の人工海上空港としてイタリアの建築家 レンゾピアノの設計で、大阪湾沖に作られました。現在世界にある9つの海上空港のうち、神戸空港 中部国際空港など5つの海上空港が日本にあります。 関空のすばらしいところは、世界中の空港で1年間に発生するロストバゲージが3000万件以上なのに、関空は今まで1度もロストバゲージがありません。それは関空独自のトラッキング方式を使っているからだそうです。また手荷物が出てくる速さがとても速く、お客さんより先に手荷物が到着することもあります。そしてお客さんが取りやすいようにスーツケースの取手をお客さんの方に向けて置いてあります。 関空建設の時、周辺の漁師の人達は漁業に影響あるのではと心配しましたが、関空ができてから護岸周辺では、イワシ サザエ メバル など以前より多くの種類の魚が見られるようになったそうです。