菊
猛暑 猛暑 と言われた夏もやっと終わり、爽やかな秋がやって来ました。秋は空気が澄み、花の色も鮮やかになります。秋を代表する花の一つに菊があります。 花弁が16枚の八重の菊は古くから皇室の紋とされていますが、一般の人は菊を家紋にすることは出来ません。しかし南北朝時代の楠木正成は忠義に厚く、後醍醐天皇から特別に菊を半分だけ家紋として使用することが許されました。それで正成の家紋は菊と水の流れを表した菊水になりました。 日本の国花は桜と菊ですが、パスポートには菊が使われています。 山形など東北では、食用菊が売られています。おひたしやあえ物にして食べるそうです。その食用菊は、「もってのほか」という名前で売られていますが、皇室の御紋を食べるなんて「もってのほか」なんだだそうです。